【札幌】2025年度 自然を語る会:第2回「菌根共生と北海道の自然生態系」
毎年、北海道自然保護協会 では『自然を語る会』を開催しています。
講師に自然について様々な話題を提供してもらい、参加者と意見交換を行います。
2025年は7月~10月に毎月1回の開催です。
是非ご参加ください!
[日時] 8月5日(火)18:00~19:30
[場所] 北海学園大学教育会館 1階 AV4教室(札幌市豊平区旭町4丁目1-40)※地下鉄東豊線「学園前駅」直結
[内容] 菌根共生と北海道の自然生態系
▸ 講師:小八重 善裕さん(酪農学園大学農食環境学群 教授)
最近は農業現場でも土壌を保全しようとか、それだけでは足りないから再生させよう (リジェネラティブ農業)という動きがあります。
確かに自然の変化は顕著に感じられて(特に温暖化)、私たちも何とかしたい、貢献したいと考える日々です。
4億5千万年ほど前、植物が陸上に進出して、地上に緑が増えたとき、たくさんの二酸化炭素が光合成で固定されて、地球の気温がぐっと下がったことがありました。その植物の陸上進出を支えたのが菌根菌(菌根を作って植物と共生する菌類)だと考えられています。
現在でも、ほとんどの植物は菌根菌と共生しています。そして環境を形作っています。これからの農業と自然を菌根の視点でお話しします。
[定員] 先着50名
[参加費] 1,000円(自然保護協会会員は500円)
[申込み] 不要(当日、直接お越しください)
[問い合わせ先] 北海道自然保護協会
TEL:011-876-8546
E-mail:info@nc-hokkaido.or.jp
[主催] (一社)北海道自然保護協会 https://nc-hokkaido.or.jp