【札幌】北大総合博物館 土曜市民セミナー「ヒナミクリ採集地Azumaの謎を解け!~フォーリー神父のラベルを辿る~」

標本は未来へのレガシー(遺産)であり、一方で研究で利用する際には過去からの暗号と化すこともあります。
今回紐解く「Azuma」の謎は、19世紀末に日本の植物を採集しまくったフォーリー神父が ヒナミクリ Sparganium natans のラベルに書き残した「暗号」です。
研究の発端は世界のミクリ属をまとめた論文で「唯一の日本産ヒナミクリ標本」としてフォーリーが採集した標本が引用されていたことです。

ミクリ属は水中に生える植物(水草)です。
講師の 札幌市博物館活動センター 学芸員 の 山崎真実さん は、日本産ミクリ属の中でも分類の整理が進んでいない浮葉をつくるヒナミクリほか3種類の外部形態の差異について研究を試みました。特にヒナミクリは日本産標本が少なく、フォーリーの標本が重要になります。
その標本が誤って同定されていたら?モノグラフの分布図Azumaの位置は正しい?など、謎を解いていくプロセスとミクリ属の形態の研究についてお話しします。

講師:札幌市博物館活動センター 学芸員 山崎 真実 先生

[日時] 11月8日(土)13:30~15:00頃(開場 13:00)

[場所] 北海道大学総合博物館 1階ホール「知の交流」(札幌市北区北10条西8丁目)
http://www.museum.hokudai.ac.jp/

[定員] 先着70名程度(満席時は立ち見10名)※申込み不要

[参加費] 無料

[申込み] 不要(当日、直接お越しください)

[問い合わせ先] 北海道大学総合博物館
TEL:011-706-2658
E-mail:museum-jimu@museum.hokudai.ac.jp(@を半角に換えて送信ください)

[主催] 北海道大学総合博物館

🔆詳しくはこちらをご覧ください↓
https://www.museum.hokudai.ac.jp/lifelongeducation/publicevents/21583/

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日付

2025/11/08

時刻

1:30 PM - 3:00 PM
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