【東京・オンライン】一般公開シンポジウム「気候変動への適応 -気候変動対策と持続可能な社会への取組-」
本シンポジウムでは、『基調講演』として「気候変動影響予測・適応評価の研究と適応策の推進」(仮題)をテーマに、将来の気候変動のシナリオやそれによる農業、水環境等への予測、経済や地域への影響、さらに適応のシナリオや適応策による効果の評価について紹介いただき、今後の気候変動適応策の課題や方向について論じていただきます。
また『特別講演』では、環境省から「我が国における気候変動適応の取組と今後の課題」として、気候変動適応計画の特徴・ポイントや課題等について、気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)の結果や中央環境審議会での気候変動影響評価報告書の作成状況等も踏まえて紹介します。
これを受けて『パネルディスカッション』では、まず適応の前提となる気候変動の今後の予測と影響を紹介いただきます。次に特に影響が注目される生物多様性・生態系、都市環境及び健康の3分野における気候変動の影響予測やそれらへの適応策についてパネリストからの発表の後、行政の立場から環境省のディスカッサントも参加して、影響の予測、評価や適応についての課題、また、対応策とその対策推進のための調査・研究等について議論します。
これらを通じて、気候変動とその緩和対策等の見通しを踏まえた適応対策について、広く普及啓発や実践の促進を図るとともに、主として環境情報科学の観点から今後の調査・研究や対策の推進についての課題や方向を示唆することを目指します。
[日時] 12月12日(金)15:00~17:15
※『基調講演』『特別講演』はオンデマンド配信となりますので、事前にご覧いただいたうえでご参加ください。
[場所] 会場参加、またはオンライン参加 ※会場:日本大学会館(東京都千代田区九段南4-8-24)
[定員] 会場:先着150名 / オンライン:制限なし ※いずれも要事前申込み
[参加費] 無料
[内容]
1.開会挨拶
大塚 直(環境情報科学センター 理事長/早稲田大学法学学術院 教授)
2.基調講演(オンデマンドで事前公開)
「気候変動影響予測・適応評価の研究と適応策の推進」(仮題)
三村 信夫(茨城大学 地球・地域環境共創機構 特命教授)
3.特別講演(オンディマンドで事前公開)
「我が国における気候変動適応の取組と今後の課題」
関谷 毅史(環境省 地球環境局長)
4.パネルディスカッション(対面及びオンライン配信)
<モデレーター>
平野 勇二郎(国立環境研究所 社会システム領域 システムイノベーション研究室 上級主幹研究員)
<パネリスト>
仲江川 敏之(気象研究所 気候・環境研究部 部長)
山野 博哉(国立環境研究所 生物多様性領域 上級主席研究員/東京大学大学院理学系研究科 教授)
村山 顕人(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 教授)
岡 和孝(国立環境研究所 気候変動適応センター 気候変動影響観測研究室長)
<ディスカッサント>
羽井佐 幸宏(環境省地球環境局 総務課 気候変動科学・適応室長)
5.閉会挨拶
大塚 直(環境情報科学センター 理事長/早稲田大学法学学術院 教授)
[申込み方法] 12月5日(金)までに、Webサイトの申込みフォーム(https://ws.formzu.net/dist/S730895262/)よりお申込みください。
[問い合わせ先] (一社)環境情報科学センター(担当:荒井、町田) E-mail:online@ceis.or.jp
[主催] (一社)環境情報科学センター
[共催] 環境省
🔆詳しくはこちらをご覧ください↓
https://www.env.go.jp/press/press_01703.html