【助成金】黒松内生物多様性保全奨励事業(研究助成制度)(締切 4/26)
黒松内生物多様性保全奨励事業(研究助成制度)~自然の恵みに生かされる町「黒松内」を目指して~
平成8年度より実施してきました「黒松内自然科学奨励事業」の名称を
平成24年度より 「黒松内生物多様性保全奨励事業」へと変更しました。
黒松内町の生物多様性の保全・再生・活用に関する研究助成を行います。
令和5年度のブナセンター賞の募集を開始しました。
[募集期間] 令和5年3月6日(月)~4月26日(水)
応募要項
1 趣旨
黒松内町は、ブナ自生北限の町として天然記念物歌才ブナ林に代表される多様性の高い自然を保全し、人と自然の調和を進めるまちづくりを行ってきました。また、ブナセンターを中心に地域特性が顕著な学術的研究(北限のブナ林、清流朱太川、黒松内低地帯、貝化石層等)成果の蓄積および普及を行っています。さらに、黒松内町は、現在、生物多様性の保全・再生・活用に向けた地域づくりを推進しています。
そこで、この活動をさらに発展させ、住民への学習機会の充実と、各研究機関との交流を推進し研究成果の蓄積および活用を図ることを目的として、「黒松内生物多様性保全奨励事業」を実施いたします。
2 対象分野
黒松内町の生物多様性の保全・再生・活用に関する基礎研究から応用研究、そして開発などその内容が黒松内町生物多様性地域戦略の推進に貢献するもので、黒松内町に存在する事象や課題に関連する研究および開発を対象とします。
[キーワード]
生物多様性・北限のブナ林・里地里山・河川・土壌・黒松内低地帯
酪農・農業・林業・自然エネルギー・加工品・生態系サービス
持続可能な地域づくり・森林療法・自然の恵み
3 運営組織
黒松内生物多様性保全奨励事業運営委員会
運営委員長 鎌田 満(黒松内町長)
副運営委員長 佐藤雅彦(黒松内町副町長)
副運営委員長 鈴木浩勝(黒松内町教育委員会教育長)
運営委員 中村太士(北海道大学教授)(選考委員長)
(選考委員) 関 健志(日本生態系協会専務理事)
中静 透(森林総合研究所所長)
春木雅寛(北海道大学総合博物館研究員)
鷲谷いづみ(東京大学名誉教授)
監事 中村昭博(黒松内町ブナセンター長)
事務局 黒松内町ブナセンター(事務局長:齋藤均 事務局員:寺尾英一郎)
4 事業内容
(1)ブナセンター賞(研究助成金総額50万円を上限とする:下限25万円)※1、2件
(2)助成金の使途
・助成金の対象は、目的を達成するために必要なものであれば、概ね自由とし、
支出計画に基づき行ってください。なお、助成金受領後その使途が、支出計画の
総額の2割をこえて変更されるときは運営委員会の承諾を要します。
(3)受領者の義務
・受領者は運営委員会との間に覚書を交換し、これに基づいて研究を実施します。
・研究期間中は、毎年1回、研究経過報告書を、また、研究終了時に成果報告書と
収支報告書を提出していただきます。
・受賞年の授賞式・成果発表会にて、計画もしくは成果を発表していただきます。
また、期間最終年の成果発表会にて、成果を発表していただきます。
・報告書もしくは発表資料をブナセンターのHPにて紹介させていただきます。
・期間を延長する際は、その理由を記入した期間延長届けを提出していただきます。
・研究成果を学術雑誌に投稿した場合は、本助成があった旨を明記していただきます。
・研究成果を町内小中学校に掲示し、児童・生徒にも研究内容・成果を知っ
てもらう機会を作るため、小中学生が理解できる内容でA3用紙2枚程度
にまとめたものを事務局に提出していただきます。
5 選考
選考委員会において厳正に選考の上、令和4年5月末までに決定し通知します。
6 応募要領
下記書類を運営委員会事務局まで提出してください。(郵送可)
応募しめ切り:令和5年4月26日(水)
ブナセンター賞(助成金)申請
・黒松内生物多様性保全奨励事業助成金交付願 1通 (様式1)
・調査計画書 1通 (様式2-1~3)
・研究業績一覧 1通 (様式3)
・研究経費の支出計画 1通 (様式4)
・在学証明書(学生の場合) 1通
◆申し込み・問い合わせ先
黒松内町ブナセンター
黒松内生物多様性保全奨励事業運営委員会事務局 担当:齋藤・寺尾
☆詳しくはこちらをご覧ください
http://bunacent.host.jp/grantaward.html