【札幌・オンライン】プラス・ミュージアム・プログラム となりのしばふシリーズ⑤「動物保護と文化財保存の専門家が語る未来へのまなざし」

2022年度からはじまった『北海道大学プラス・ミュージアム・プログラム』は、ひとや社会のさまざまな課題に「ミュージアムをプラスする」方法を考え、学ぶプログラムです。
「となりのしばふ」と題した本シリーズでは、ミュージアムとも近しい諸分野の専門家をお招きして、生涯学習社会での学びのあり方をひろく、そしてやわらかく、考えていきます。

動物園では、野生動物との共存に対する関心が高まる中、環境教育施設としての役割が特に求められています。また、博物館では、災害時における文化財保護や文化財の保存・活用に関する取組が重要視されています。

今回の「となりのしばふ」では、天然記念物であるタンチョウのレスキューと教育啓発活動に取り組んできた 釧路市動物園 の 飯間裕子 氏 と、文化財保存科学の専門家である 北海道博物館 の 高橋佳久 氏 をお招きします。
動物保護と文化財保存という一見接点のない現場から、動物園と博物館がどのように連携し、未来に向けた交差点を築けるのかを語り合います。

[日時] 12月1日(日)13:00~16:00

[場所] 北海道大学オープンイノベーションハブ「エンレイソウ」メインラウンジ
(札幌市北区北11条西8丁目)アクセス
※ Zoomを用いたオンライン配信を併用

[対象] どなたでも参加いただけます

[参加費] 無料(要事前申込み)

[話題提供]
● 飯間 裕子 氏(釧路市動物園 獣医師)
香川県高松市出身。
2009年3月に酪農学園大学獣医学部を卒業し、同年6月より釧路市動物園勤務。
片脚を失ったタンチョウのための義足を手作りする等、様々な治療道具を製作しながらタンチョウの治療に取り組む。
また、義足のタンチョウの公開飼育やフォトブック「タンチョウレスキューの現場から」の製作、「タンチョウレスキュー展」(巡回パネル展)開催等、タンチョウの交通事故防止や共生のための普及啓発などに取り組む。
● 高橋 佳久 氏(北海道博物館 学芸員)
北海道生まれ。
2020年、東京学芸大学大学院修士課程修了(この間並行して約10年間会社員として勤務)。同年、東京文化財研究所保存科学研究センターに非常勤職員として着任。2022年、北海道博物館に着任。
現在、博物館で文化財保存科学を専門とする学芸員として、主に収蔵・展示環境の維持管理に携わっている。
目下関心のある研究テーマは、屋外に近い環境における博物館資料の保存と文化財防災。

[申込み方法] 11月29日(金)13:00までに、Webの申込みフォーム(https://forms.gle/2QxQf9Nq4gD61c658)よりお申込みください。

[問い合わせ先] 「プラス・ミュージアム・プログラム」事務局
〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目 北海道大学文学研究院内
TEL:011-706-3017
E-mail:plusm@let.hokudai.ac.jp

[主催] 北海道大学文学研究院

[共催] 北海道大学総合博物館

[助成] 文化庁「令和6年度 大学における文化芸術推進事業」
(事業名:ミュージアムにおける異分野との「対話」と「寄り添い」を通じた人材育成事業)

💡詳しくはこちらをご覧ください↓
https://www.let.hokudai.ac.jp/event/25626

日付

2024/12/01
期限切れ

時刻

1:00 PM - 4:00 PM
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