国内で北海道のみに生息する、世界最大級のフクロウであるシマフクロウ(絶滅危惧種1A類)。
シマフクロウは、古くからアイヌ民族の間ではコタンコロカムイと呼ばれ、村の守り神とされてきました。しかし、我々人間が生活の場を道内に求め開拓を進めたことで、シマフクロウが営巣できるような大木は減少し、かつて北海道に広く生息していたシマフクロウは行き場を無くし、著しく減少してしまいました。
1984年から始まった国による保護増殖事業(巣箱設置や給餌事業、生息状況調査など)により、個体数は微増傾向にありますが、生息か確認されている個体は165羽にすぎず、まだ安心できるよな数ではありません。給餌事業や調査事業を継続させ、道内のシマフクロウの全体像を常に把握する必要があります。
国もかなりの力を入れて保護増殖事業を進めていますが、その予算ではすべてを賄うことができないのが現状です。
そこでこの度、継続した調査費や給餌池の改修・維持に向けた資金を募るため、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。
シマフクロウの生息数が増加し、手放しで見守ることができる未来を目指して。
このクラウドファンディングへの参加を通して、ともに、シマフクロウの未来を守っていきませんか。
[目標金額] 300万円
[募集期間] 2021年6月30日(水)23:00まで
[プロジェクト実施内容(資金使途)] 今回、皆様からいただいたご寄付は、シマフクロウの保護活動にかかる費用の一部として、国の事業費だけでは対応しきれていない「給餌池の補修と水をくみ上げるためのポンプ・発電機の購入費用」および「2ヵ所の生息地調査費用」に充当してまいります。
[問い合わせ先]・主催 公益財団法人日本鳥類保護連盟
〒166-0012 東京都杉並区和田3-54-5 第10田中ビル3階
TEL:03-5378-5691
HP:https://www.jspb.org/
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