公益信託 サントリー世界愛鳥基金 助成プロジェクト募集(締切 10/15)
さて、現在も新型コロナウィルス感染拡大の収束が見込めない状況下、活動団体さまにおかれましては、計画していた海外における現地調査、島嶼部における生態活動の中止、学会の延期・中止など、事業の運営に様々な制約・支障を受けているかと思います。
こうした中、当基金と致しましては、愛鳥家の皆様を温かく見守りながら、継続的に支援していく所存です。
今般、2022年度募集のご案内にあたり、感染症対策も含めて事業活動をご検討頂くために、通常の募集条件を一部変更して、募集を開始させて頂きたいと存じます。
これは、主に、1年間の活動期間(2022年4月~2023年3月)内に、助成事業を円滑に実施して頂くために、申請者の方が、活動計画等の策定に関して、注意すべき事項を募集条件の一部としたものです。これらの事項は、募集要項と同様、応募に関しての条件となりますので、申請書の作成にあたってもご注意ください。応募期間は2021年9月1日(水)~ 10月15日(金) です。
1.2022年度募集の申請書様式
2022年度募集のための、「申請書様式」を変更しています。
(前年度以前の申請書様式では受け付けできませんのでご注意ください)。
2.2022年度(2022年4月~2023年3月)活動計画における注意事項
(1)長距離移動が必要な活動は、慎重に対処することを念頭に活動計画を策定すること。
(2)イベント等の主催・参加は、慎重に対処することを念頭に活動計画を策定すること。
(3)上記(1)(2)も含めて、申請事業の実現可能性を審査するための資料として、申請者は、活動時における感染症対策の予防措置を1枚(A4サイズ)追加添付すること(各団体で工夫した三密対策の方法等)。なお、感染症予防対策に係る費用は、自己負担にてご対応願います(助成事業に含めることはできません)。
(4)水辺の大型鳥類保護部門は、生息環境整備に必要な事業に限定すること(イベント等は含みません)
◆(ご参考)感染予防に関しては、下記厚生労働省HP等をご参照ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html
募集要項
2022年度募集要項 「水辺の大型鳥類保護部門」
2022年度は、継続助成団体以外からも新規募集を行います。
詳細は下記募集要項・申請書にてご確認ください。
「水辺の大型鳥類保護部門」募集要項
「水辺の大型鳥類保護部門」申請書
1.助成の目的
当部門は、「今日、鳥たちの身に起きていることは、明日は人間の問題になるかもしれない」という、基金設定趣旨でもある理念に鑑み、水と人と鳥が共存する生態系の再生を目指し、そのシンボルとして、誰もが知っている大型の鳥類でありながら、現在では殆ど見ることのできないコウノトリ・トキ・ツル等の保護、生息環境の整備等の活動で、当基金の助成がその後の継続的活動の突破口となるような助成を行います。
2.助成対象
(1)コウノトリ・トキ・ツル等の保護、生息環境となる水田、湿原などの整備等を行う団体。但し、地元自治体、他の鳥類保護団体等と連携し、活動エリアに確たる拠点を確立している、または確立できる団体を対象とします。
(2)活動の中心が地方公共団体である場合は、他の民間活動団体との協議会等を設立した上での申請を原則とします。
3.助成金の使途
当部門はコウノトリ・トキ・ツル等の保護・生息環境の整備・確立に対する助成であり、日常活動に要する備品ではなく、環境整備や大型の設備等に対する助成を基本とします。
4.助成金額・助成期間
(1)助成金額
1件あたり10百万円程度の助成をメドとします
(2)助成期間
・助成金使用期間は原則として1年(毎年4月~翌年3月)とします。
・ 当部門は、コウノトリ・トキ・ツル等の保護・生息環境の整備・確立を目的とするため、ある程度の期間連続して申請することも可とします。但し、助成金申請は1年単位としますので、連続助成を希望する場合は、毎年申請し、審査を受ける必要があります。複数年度の連続助成を保証するものではありません。
2022年度募集要項 「鳥類保護団体への活動助成部門」
詳細は下記募集要項・申請書にてご確認ください。
「鳥類保護団体への活動助成部門」募集要項
「鳥類保護団体への活動助成部門」申請書
1.助成の目的
鳥類保護団体の鳥類保護活動に対して助成を行うことを通じて、地球環境保全に貢献することを目的とします。
2.助成対象
助成金の支給対象となる団体は、自然環境の保全のため野生動植物の保護・繁殖に関する業務を行なうことを主たる目的とする法人または任意団体としますが、各都道府県の鳥類保護担当部署または環境省地方環境事務所等より推薦を受けることができる程度の活動を期待するものです。
また、2022年度からは、海外の活動団体が行う鳥類保護活動についても、支援の輪をいっそう広めるために、日本国内の活動団体を通じた申請を条件に受付を行います(以下、「グローバル募集スキーム」といいます)。
3.助成金の使途
(1)助成金の使途は、原則として助成対象となる鳥類保護活動に直接必要な費用とします。
活動団体の経常運営費(人件費、賃料等)は対象となりません。
(2)グローバル募集スキーム申請の場合は、国内の代理申請団体に対する事務代行費(申請書の翻訳、活動の実態把握と活動報告書の翻訳などにかかる費用、必要に応じて旅費交通費、宿泊費など)についても、運営委員会での議論を踏まえ、一定額を認めることとしますが、上限額は1助成金の40%以内と定めます。
4.助成件数及び金額
10件程度の活動に対して、総額2,000万円(予定)の助成をします。
2022年度募集要項 「地域愛鳥活動助成部門」
詳細は下記募集要項・申請書にてご確認ください。
「地域愛鳥活動助成部門」募集要項
「地域愛鳥活動助成部門」申請書
1.助成の目的
地域に根ざした鳥類保護活動に対して助成を行うことを通じて、地球環境保全に貢献することを目的とします。
2.助成対象
助成金の支給対象は、鳥類の保護・観察活動を行なう小学校、中学校および高等学校のクラブ・委員会や子供エコクラブ、又は自治会やボランティア団体等地域のグループとします。(学校による応募はできませんので、ご注意下さい。)
以下のようなグループの応募を期待しています。
(1)過去に愛鳥活動を行ない、今後も活動の継続を見込めるグループ
(2)地域や学校などをフィールドとしているグループ
(3)生徒や子供の教育学習的要素を有するグループ
※2年連続の助成は行いませんので、ご注意下さい。
3.助成金の使途
助成金の使途は、助成対象となる鳥類保護・観察活動に伴う諸費用とします。
(複数年にまたがる一連の活動であっても、当基金の助成は原則1年分とします。
助成対象の活動期間は、原則として2022年4月~2023年3月とします。)
4.助成件数及び金額
1件当り20万円以内
本年度は、総額200万円(予定)の助成を行います。
☆詳しくはこちらをご覧ください
http://koueki-suntory-aityou.jp/bosyuu/