金融機関向けポートフォリオのカーボン分析パイロットプログラム支援事業参加金融機関等募集(締切 8/27)

 環境省では、今般、対話・エンゲージメントを通じて脱炭素に向けた企業行動の変革を促進する金融機関の取組を支援するため、ポートフォリオカーボン分析パイロットプログラム支援事業に参加する金融機関の募集を開始しましたのでお知らせします。

1.支援対象金融機関の募集について

支援内容:ポートフォリオカーボン(金融機関・投資家の投融資先の企業からの温室
効果ガス排出)の算定・把握及び分析(以下「ポートフォリオカーボン分析」という。)
・ 応募金融機関及び有識者による個別勉強会
・ 面談形式のカーボン分析支援

対象企業:脱炭素化に向けた取組を推進しており、ポートフォリオカーボン分析等を通じて、投融資先企業の
脱炭素化に向けたエンゲージメント等につなげる意思がある金融機関(3社)

応募条件:公募正式書類等を添付資料より御確認ください
募集期間:令和3年8月6日(金)~同年8月27日(金) 

2.応募手続き及び問合せ先について
応募を希望する企業は、「応募申請書」に必要事項を記入、押印の上、8月27日までに下記の提出先へ、電子メールにて御提出ください。
※ 郵送での応募申請書提出は受け付けておりません。

本事業に関する問合せ先:
有限責任監査法人トーマツ 大坪、矢吹宛て
E-Mail: banking-scplan@tohmatsu.co.jp shotaro.yabuki@tohmatsu.co.jp
上記2先にお送りください。

3.事業実施の趣旨・背景について
2015年のパリ協定採択以降、気候変動への取組はグローバル規模で急速に拡大し、「今世紀の世界的な平均気温の上昇を産業革命前と比べて少なくとも2℃より十分に低く保ち、理想的には1.5℃に抑える」ことが共通の長期目標となりました。我が国においても、2050年カーボンニュートラル宣言を始め、脱炭素社会の実現に向けた官民の取組が加速しています。一方で、こうした取組等を推進するためには、様々な課題が存在しています。
こうした中で、2021年6月に取りまとめられた金融庁のサステナブルファイナンスアクション有識者会議報告書においても、金融機関による投融資先の脱炭素に向けた取組の促進の重要性が指摘されているところ、その前提として、投融資先の排出量を把握・算定し、分析を行うポートフォリオカーボン分析が必要です。このため、環境省では、金融庁の協力も得て、対話・エンゲージメントを通じて脱炭素に向けた企業行動の変革を促進する金融機関の取組を支援することを目的として、情報発信及びパイロットケースの支援を行います。本パイロットケースでは、ポートフォリオカーボン分析を実際に行い、本支援事業を通じて得た知見及び成果を取りまとめた手引を作成する予定です。

4.関連Webページ、資料
・PCAF
https://carbonaccountingfinancials.com/

・金融庁「『サステナブルファイナンス有識者会議報告書』の公表について」
https://www.fsa.go.jp/news/r2/singi/20210618-2.html

【お問合せ先】
環境省 大臣官房 環境経済課 環境金融推進室
室  長: 近藤 崇史
室長補佐: 纐纈 智宏
担 当 者 : 山本 佳代、北川 裕士
電話番号:03-5521-8240

金融庁 総合政策局 総合政策課 サステナブルファイナンス推進室
室  長:西田 勇樹
課長補佐:深栖 大毅、小崎 亜依子
電話番号:03-3506-6925

添付資料
【資料1-1】公募正式書類 [DOCX 64 KB]
【資料1-2】応募申請書 [DOCX 86 KB]
【資料1-3】金融機関向けポートフォリオカーボン分析パイロットプログラム支援事業 [PPTX 375 KB]

連絡先
環境省大臣官房環境経済課環境金融推進室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8240
室長 近藤 崇史 (内線 6260)
室長補佐 纐纈 智宏 (内線 6268)
担当 山本 佳代 (内線 7235)
担当 北川 裕士 (内線 7242)

引用:https://www.env.go.jp/press/109869.html

日付

2021/08/06 - 27
期限切れ

ラベル

3.その他の公募
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