【札幌】研究発表会・一般講演会「北海道の山岳研究2025 -日本国内の極域環境変化-」
地球温暖化が進行する中、山岳環境や極域環境にも深刻な変化が現れています。本研究集会では、北海道の山岳地帯を中心とした環境変化について最先端の研究成果を広く共有したいと思います。
第1部では、北海道の山における環境変化について広範なテーマの一般発表を実施します。第2部では、大雪山系と日高・アポイ岳の環境変化、また登山道研究の最前線についての招待講演を予定しています。
この機会に、身近な山岳環境から地球全体の変化を見つめ、現状を知るとともに未来への理解を深めてみませんか?
[日時] 3月1日(土)9:00~17:30
[場所] 北海道大学 地球環境科学研究院 講義棟2階 大講義室
(札幌市北区北10条西5丁目(入口に入り右手最奥の2階))
※ オンライン(Zoom)での同時配信も予定しています。
[参加費] 無料(要事前申込み)
[内容]
▸ 第1部:一般研究発表会(8件)
① 羊蹄山山頂部における地温・気温の特性
② 都市近郊山地における登山道地形の特徴と利用の分析 -札幌市藻岩山を例に-
③ 風穴近傍における微小スケールでの植物群落多様性
④ 大雪山系雪壁雪渓の1964年以降の52年間の質量収支変動、気候感度および将来予測
⑤ 永久方形区による大雪山小泉岳の高山植生モニタリング
⑥ 大雪山の高山性昆虫とその辿った道
⑦ 北海道産エゾイトイを約100年ぶりに確認する -小泉秀雄の軌跡-
⑧ アポイ岳における気温特性
▸ 第2部:招待講演会
「衰退する大雪山の永久凍土」
曽根 敏雄(氷河・雪氷環境圏環境研究舎)
「アポイ岳における高山植物群落の減少と再生策の検討」
佐藤 謙(北海学園大学 名誉教授)
「北海道の山岳地の管理における課題と登山者の協力」
愛甲 哲也(北海道大学 教授)
「登山道研究の過去・現在・未来」
渡辺 悌二(北海道大学 教授)
[申込み方法] 2月27日(木)までに、参加登録フォームよりお申込みください↓
https://alaska.zoom.us/meeting/register/ZBYNxPOFRk-2N_okmGjUFw#/registration
[問い合わせ先] 講演会事務局(岩花 剛) E-mail:giwahana@alaska.edu(@を半角に換えて送信ください)
[主催] 岩花 剛(アラスカ大、北大北極センター)、曽根 敏雄(氷河・雪氷環境圏環境研究舎)、石川 守(北大地球環境)
[後援] 日本雪氷学会北海道支部、北海道地理学会、北海道大学北極域研究センター、氷河・雪氷圏環境研究舎
💡詳しくはこちらをご覧ください↓
https://www.arc.hokudai.ac.jp/250203-1/