【足寄】講演会「阿寒富士西麓の森の貴重な自然」
阿寒富士西麓の森はアカエゾマツ主体の森林で、林床は蘚苔類で覆いつくされた美しい景観を持つ。
低標高ながら、イソツツジ、コケモモなど高山性の植物が繁茂し、蘚苔類も高山性ミズゴケ類が多く、凍土の環境にあることが推測される。
阿寒富士からの玄武岩質溶岩が形成する凹地には多数の風穴が見られ、夏季でも地温が0℃に近い場所も少なくなく、永久凍土の形成も考えられる。
2024年4月から、風穴と風穴による低温湿潤な環境に依存した特殊な植生や蘚苔類を調査した。その結果を報告します。
[日時] 3月29日(土)13:30~16:30(開場 13:00)
[場所] 道の駅あしょろ 銀河ホール(足寄町北1条1丁目3番地)
[参加費] 一般:500円、学生:無料(報告書配布、申込み不要)
[内容]
「風穴について」
清水 長正 氏(早稲田大学人間科学部 非常勤講師/地形学)
「風穴植生について」
指村 奈穂子 氏(日本自然環境専門学校 講師/植物学)
「蘚苔類について」
乙幡 康之 氏(ひがし大雪自然館 学芸員/自然地理学・地形学・植物地理学)
[申込み] 不要(当日、直接お越しください)
[問い合わせ先] 十勝自然保護協会 事務局(担当:川内) TEL:015-572-4012
[主催] 十勝自然保護協会
[後援] 足寄町教育委員会
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