【札幌】2022年度 自然を語る会 第2回「北海道の低地湿原保全に向けた展望」

北海道自然保護協会では、毎年「それぞれの専門の方に自然に関する話題を提供していただき、それについて会員・市民が意見を交換する場」として『自然を語る会』を開催しています。

本年の第2回目は「北海道の低地湿原保全に向けた展望」について、札幌市立大学名誉教授の 矢部 和夫 氏 に講演いただきます。

※新型コロナウィルス感染症拡大による中止などがあり得ますので、当協会ホームページ(https://nc-hokkaido.or.jp)、あるいは協会事務所でご確認ください。

[日時] 9月13日(火)18:00~20:00

[場所] 札幌市立大学サテライトキャンパス(札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45 12階)

[内容]
○講師:矢部 和夫 氏(札幌市立大学 名誉教授)
○演題:「北海道の低地湿原保全に向けた展望」
1994年北海道湿原保全マスタープランが策定され、法的な効力を有せず規制を伴わなかったが、湿原の保全に対して、積極的に関わる姿勢を示した。多くのまだ未指定の中小湿原を地域指定していく必要がある。
湿原の自然再生事業では、釧路湿原やウトナイ湖などではハンノキによる樹林化が問題である。樹林化は栄養素の流入、水文環境の変化、野火などがきっかけになっており、乾燥化だけが原因ではない。再生事業にあたっては劣化のしくみを解明したうえで対策を考えるべきである。
消失した湿原は創出できないのか?札幌の都市公園での人工湿地建設後のフェン創出過程の検証や幌向地区での泥炭採掘跡地のボッグ復元の試みを紹介する。

[定員] 48名(ただし、新型コロナウイルス感染症拡大による変更があり得ます)

[参加費] 大人1,000円(会員500円)

[申込み方法] 電話、FAX、Eメールのいずれかでお申込みください。

[申込み先・問い合わせ先] 北海道自然保護協会(担当事務局:渡邊千雪)
TEL:011-876-8546
FAX:011-211-8465
E-mail:info@nc-hokkaido.or.jp

[主催] 一般社団法人北海道自然保護協会

日付

2022/09/13
期限切れ

時刻

6:00 PM - 8:00 PM
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