【札幌】2022年度 第3回自然を語る会「針葉樹と広葉樹の相克 -針広混交林の生態-」
北海道自然保護協会では、毎年「それぞれの専門の方に自然に関する話題を提供していただき、それについて会員・市民が意見を交換する場」として『自然を語る会』を開催しています。
本年の第3回目は「針葉樹と広葉樹の相克 -針広混交林の生態-」について、北海道大学名誉教授の 松田 彊 氏 に講演いただきます。
※新型コロナウィルス感染症拡大による中止などがあり得ますので、当協会ホームページ(https://nc-hokkaido.or.jp)、あるいは協会事務所でご確認ください。
[日時] 10月11日(火)18:00~20:00
[場所] 札幌市立大学サテライトキャンパス(札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45 12階)
[内容]
○講師:松田 彊(北海道大学 名誉教授)
○演題:「針葉樹と広葉樹の相克 -針広混交林の生態-」
北海道の天然林の大部分は針葉樹と広葉樹が混じって生立している。この森林のタイプを針広混交林と言い、世界的にはヨーロッパ北部、北アメリカ東部、そして極東の沿海州、北海道からサハリンにかけて分布する。舘脇 操 はこれを凡針広混交林帯と名付けた。しかし、これらの地域も今から1万年以上前の寒冷期には、針葉樹だけの単純な世界であった。その後、温暖化につれて南から広葉樹が侵入し、今の姿になった。
針葉樹(裸子植物)は進化上古いタイプの樹木であり、広葉樹(被子植物)は機能的に進化した樹木である。北海道の森林は、この新旧の樹木が競い合った結果である。講演では、様々な樹種の更新と成長を見ながら、混交林の生態を考察する。
[定員] 48名(申込み先着順)
※ただし、新型コロナウイルス感染症拡大による変更があり得ます。
[参加費] 大人1,000円(会員500円)
[申込み方法] 電話・FAX・Eメールのいずれかにてお申込みください。
[申込み先・問い合わせ先] 北海道自然保護協会(担当事務局:渡邊千雪)
TEL:011-876-8546
FAX:011-211-8465
E-mail:info@nc-hokkaido.or.jp
[主催] 一般社団法人北海道自然保護協会
☆詳しくはこちらをご覧ください↓
https://nc-hokkaido.or.jp/gyouji/2022-kataru.pdf