【オンライン】北極実践コミュニティ トークセッション「北極研究者+ユース・表現者」

~未来に向けて今を考えるとき、北極研究者はどんな「問い」を持つべきなのか?~

本コミュニティでは、2022年度は北極域をフィールドとする研究者はもとより、企業人、団体、学生など様々な属性の人たちと「北極からみた地球・世界」について対話を重ねてきました。
その中で私たちは「未来」という視点から今の北極について考えることと、より広い人たちに北極について知ってもらう・身近に感じてもらうことの大切さを共有しました。
本トークセッションではこの2つのテーマを取り上げ、それぞれのジャンルで活躍する方々をお呼びし、対話と思考を深めます。

イベント概要

今年度実施した4回の対話を元に生まれた2つのテーマについて、それぞれのテーマで活躍されている方々と北極研究者によるトークセッションを行います。
セッション1では環境問題や社会課題解決にアプローチする10~20代と、セッション2では彫刻家、ビジョンをイラストに描き起こす絵師というアーティストをお呼びしています。

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開催日時・会場等

日時

2023年3月6日(月)18:30~20:00

開催形式

YouTube Liveによるオンライン配信
※3月6日~10日に開催されるISAR-7に参加登録している方とコミュニティ会員の方は現地からご参加いただけます。

対象者

北極域に関心のある方ならどなたでも

参加方法

・オンライン視聴(YouTube Live)
時間になりましたら以下のURLからご視聴ください
URL:https://youtube.com/live/I1i98DNfTB0?feature=share

・現地参加(東京都立川市)
ISAR-7に参加登録しているまたはコミュニティ会員で現地からご参加希望の方は以下のURLからお申込みください
※申込締切:2月26日(日)
URL:https://forms.gle/9oLos2LaxLWjqTb7A

プログラム

第1部 北極研究者+ユース「未来という視点から、北極を見つめる」 

持続可能な社会を創造する、という視点から北極を改めて見てみるとどんな問いが生まれてくるのでしょうか。気候変動をはじめとする環境問題・社会課題解決に向けて奔走する10~20代と北極域研究者の対話を通じて、未来・地球・世界という視点からの北極について考えます。

第2部 北極研究者+表現者「捉えにくいものをいかに表現し、広く伝えるか」

日本人のほどんどが北極を遠い世界のものだと感じています。地球について「知る」ことが社会課題解決の初めの一歩だとするならば、この「北極」「地球」「世界」という大きく捉えにくいものをいかに広く伝えるかが重要です。本セッションでは、見る人の心を揺さぶり、思考へ導く専門家であるアーティストとの対話からそのヒントを得ます。

1部 スピーカー

大砂 百恵(小樽商科大学商学部1年)

2003年生まれ。北海道稚内市出身、札幌市在住。高校生の時にアメリカに短期留学したことをきっかけに、社会課題に興味を持つ。現在は、地球温暖化の要因のひとつとされる牛のゲップ問題を解決する飼料を広めようと、起業準備中。

田中 梨奈(Japan Youth Platform for Sustainability 事務局次長 兼 政策提言部統括)

2022年にJYPS(ジップス)事務局に参画し、国連の北東アジアSDGsマルチステークホルダー・フォーラムではユース代表として登壇。現在、一橋大学国際公共政策大学院1年生で国際政治を専攻し日本の外交政策について研究。2022年3月に津田塾大学学芸学部国際関係学科を卒業。

野村 大樹(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 准教授)

北海道大学北方生物圏フィールド科学センター所属。准教授。博士(環境科学)。1980年生まれ。愛知県稲沢市出身。学位取得後、国立極地研究所、ノルウェー極地研究所、北海道大学低温科学研究所、北海道大学大学院水産科学研究院を経て、現職。北極海、南極海、オホーツク海の海氷を対象とした観測研究に従事。専門は、海氷生物地球化学。インドア派。

高橋 美野梨(北海学園大学法学部 准教授)

1982年生まれ。山梨県甲府市出身。北海学園大学法学部政治学科准教授。ArCS II国際政治課題副代表者。博士(国際政治経済学)。グリーンランド大学行政学研究科、日本学術振興会特別研究員、オールボー大学北極研究プラットフォームなどを経て、現職。自らの立場の移ろいを積極的に引き受ける地域研究的アプローチから、デンマーク/グリーンランドの現代政治を主に研究している。

2部 スピーカー

国松 希根太(彫刻家)

1977年、札幌市生まれ。多摩美術大学美術学部彫刻科を卒業後、2002年より飛生アートコミュニティー(北海道、白老町)を拠点に制作活動を行なう。近年は、地平線や水平線、山脈などの風景の中に存在する輪郭(境界)を題材に彫刻や絵画、インスタレーションなどの作品を制作している。主に個展、グループ展などで作品を発表し、スパイラルガーデン(東京)での個展”material”や、サヴォア邸(ポワシー、フランス)でのグループ展”* folding cosmos VILLA SAVOYE”、越後妻有地域 (新潟県十日町市、津南町)での”大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018”など国内外で発表活動を続けている。また、アヨロラボラトリーの活動としてアヨロと呼ばれる地域を中心に土地のフィールドワークを続ける。飛生アートコミュニティー代表。

写真:笹島 康仁

林 匡宏(株式会社commons fun 代表取締役/絵師)

1983年大阪府生まれ。博士(デザイン学)北海道江別市でゲストハウスを経営する傍ら、江別市役所・渋谷区役所の職員兼アドバイザーとして、行政内部でも公民連携事業やまちづくりを推進する。議論内容をその場でイラスト化する「ライブ・ドローイング」という手法を用いて国内外23都市の都市開発や地域再生の将来ビジョンを描き、その実現に向けて各地でコミュニティづくりと社会実験をプロデュースしている。

大西 富士夫(北海道大学 北極域研究センター 准教授)

1977年生まれ。新潟県出身。北海道大学北極域研究センター准教授。ArCSII国際政治課題代表者。北極環境研究コンソーシアム副委員長。博士(国際関係)。過去にフィンランド、ノルウェーにて在外研究の他、ラバル大学(カナダ)にて客員教授を兼務。現在、北極圏の国際関係、国際政治が北極圏に及ぼす影響等について研究している。

ファシリテーター

黒井 理恵(㈱DKdo/ファシリテーター)

北海道名寄市出身・在住。NPO法人ミラツク理事、(株)DKdo取締役。大学卒業後、東京で出版社、企業PR・ブランディング企画会社を経て、現職。現在は自治体や企業などで年間約50回、年間延べ約2000人に向けて対話や組織開発・人材開発の場をファシリテートしている。

お問い合わせ

ArCS II 国際政治課題 北極域実践コミュニティ事務局
E-mail:tdcop(at)arc.hokudai.ac.jp
※(at)をアットマークに置き換えてください。

☆詳しくはこちらをご覧ください
 https://tdcop.arc.hokudai.ac.jp/event_05/

日付

2023/03/06
期限切れ

時刻

6:30 PM - 8:00 PM
カテゴリー
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