【浜中】第1回「はまなか環境意見交換会」みらい世代も豊かな自然のめぐみを受け続けるには?森と海をつなぐ“川のはたらき”を見なおす

【背景・目的】
 海から開かれた歴史を持つ沿岸の町はまなかは、海と陸が川や地下水を通じて互いにつながり支え合うなかで生態系を形成しています。町の基幹産業の生産基盤や野生動植物の生息基盤はこの生態系が健全に持続することによって約束されています。
 しかし、昨今の地球規模の環境変化は年々深刻さを増し、今年 7 月国連は地球温暖化の時代は終わり地球沸騰化時代が到来したと発表しました。浜中町でも、地域の環境に広く影響を及す水源域で、鹿の食害によって木々の天然更新が低下していたり、川へ土砂量が増えて水生生物が減り、海からはサケ・マスの遡上が激減して森に栄養が還元されない負のサイクルが生まれています。そろそろ、世代が交代してもその価値や必要性を引き継いでいける自然の力を活かした対策を皆で検討する時期ではないでしょうか?
 今回、魚類を主食にしながら川を中心として生きるシマフクロウとその生息環境を紹介しながら、それが私たちの暮らしとどう関係しているのか、また健全な生態系を受け継いでいく仕組みについて話題を提供しながら、川にサカナやカイ、カニ、エビ類が豊富にいた頃を知る世代の方々と一緒に、自然の豊かさを受け継いでいく方法や工夫について、町民の皆様と意見交換を行いながら考えたいと思います。子どもたちに豊かな自然を残したい、豊かな自然の力を活かしたワクワクする町づくりをしたい多くの町民の皆様のご参加をお待ちしております。

[日時] 令和5年11月23日(木)13:30~2時間半程度(開場 13:10)
[会場] 茶内コミュニティセンター(浜中町茶内若葉1丁目10)
[主催] NPO 法人シマフクロウ・エイド
[後援] 浜中町、環境省北海道環境パートナーシップオフィス

[プログラム]
 13:40~ 基調講演1
 「シマフクロウが棲める環境が地域の宝になる」
  佐藤文男(シマフクロウ・エイド副理事、
  公益財団法人山階鳥類研究所フェロー)
 14:05~ 基調講演2
 「森と海のつながりを良くする価値や必要性、
  次代に継承する仕組みの提案」
  吉田俊彦(シマフクロウ・エイド理事、
  入間漁業協同組合理事 漁場監視員。
  NPO法人バーブレスフック普及協会代表理事)
 14:40~ 参加者同士の意見交換
  「次代も豊かな自然の恵みを受け続けるアイデア、
   そのワクワクする未来について」
 ※少人数のグループで行い、移動してさらに対話を重ね
  多くの意見を共有し合います

[対象] 浜中町民
[定員] 50名(先着順、参加無料)
[申込方法] 住所、氏名(全員)、電話番号、年齢、性別、
 職業を、シマフクロウ・エイドまで「電話。ファックス、メール」
 のいずれかでご連絡ください。※11/20(月)まで

[参加申込・お問合せ先]
 NPO法人シマフクロウ・エイド
 https://fishowlaid.jp/
 〒088-1366 浜中町茶内橋北西85
 電話・ファックス:0153-65-2183
 メール : office@fishowlaid.jp

※開催場所にて緊急使用発生の際は、翌日11月24日(金)同時間に、
 西円朱別農民研修センターにて開催いたします。お申込みの皆様には
 前日にご連絡を差し上げますのでご了承ください。

引用:はまなか環境意見交換会チラシ(PDF:743KB)

日付

2023/11/23
期限切れ

時刻

1:30 PM - 4:00 PM
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