【斜里】知床国立公園指定60周年記念シンポジウム「私たちは自然とどう向き合うか ~知床らしい良質な自然体験と利用の心得~」
知床国立公園は2024年6月1日に指定60周年を迎えます。これまで知床の優れた景観や生態系は地域の人々との調和・共存を通して守られてきました。
一方で年々加速する自然環境の変動や、コロナ以降の来訪者の量と質の変容を受けて、知床ならではの価値を再認識し、持続可能な利用の方針を地域全体で定めることが一層求められています。
また、自然体験に内在するリスクへの対応、ヒグマを代表とする野生動物との適切な距離が課題となっています。
このような背景のもと、多様な識者、関係者が集い、自然との向き合い方を改めて議論し、これからの知床国立公園や周辺地域のあり方を考えるシンポジウムを開催いたします。
💡講師:河﨑 秋子 氏(作家)
1979年 北海道別海町生まれ。
2012年「東陬遺事」で第46回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)受賞。2014年『颶風の王』で三浦綾子文学賞、同作で2015年度JRA賞馬事文化賞、2019年『肉弾』で第21回大藪春彦賞、2020年『土に贖う』で第39回新田次郎文学賞、2024年『ともぐい』で第170回直木三十五賞を受賞。
他書に『鳩護』『絞め殺しの樹』(直木賞候補作)『鯨の岬』『清浄島』などがある。
[日時] 6月1日(土)14:00~17:00
[場所] 斜里町公民館「ゆめホール知床」文化ホール(斜里町本町4番地)
[定員] 約500名(申込み不要)
[参加費] 無料
[内容]
○基調講演
「100年先まで続く 人間と自然のありかたを」
講師:河﨑 秋子 氏(作家)
○各団体による取組発表
「知床の良質な自然体験と利用のルール」
・発表者:環境省、斜里町、羅臼町
○パネルディスカッション
「知床らしさから考える人と自然との距離」
・ファシリテーター:愛甲 哲也(北海道大学大学院 教授)
・パネリスト:河﨑 秋子(作家)
秋葉 圭太((公財)知床財団)
石井 渓人(羅臼高等学校)
森 光((株)ゴールドウイン 取締役専務執行役員)
藍 屏芳(LANTOKO)
[申込み] 不要(当日、直接お越しください)
[問い合わせ先] 環境省 ウトロ自然保護官事務所(担当:二神、加倉井) TEL:0152-24-2297
[主催] 知床国立公園60周年・世界遺産20周年記念事業実行委員会
(環境省釧路自然環境事務所、林野庁北海道森林管理局、北海道、斜里町、羅臼町)
[後援] (株)ゴールドウイン、(株)スノーピーク、(公財)知床財団、知床斜里町観光協会、知床羅臼町観光協会、
斜里第一漁業協同組合、ウトロ漁業協同組合、羅臼漁業協同組合、しれとこ斜里農業協同組合、知床ガイド協議会、
斜里町自治会連合会、ウトロ地域協議会、斜里山岳会、羅臼山岳会、(一社)知床しゃり、(一財)自然公園財団知床支部、知床ユネスコ協会
🌟詳しくはこちらをご覧ください↓
https://hokkaido.env.go.jp/kushiro/press_00117.html