【札幌】2024年度 自然を語る会:第2回「札幌のサケの未来を考える-大都市の川で野生サケは存続可能か?-」
[日時] 8月13日(火)18:00~19:30
[場所] 北海学園大学教育会館 1階 AV4教室(札幌市豊平区旭町4丁目1-40)
※ 地下鉄東豊線「学園前駅」直結
[内容]
▸ 演題:「札幌のサケの未来を考える-大都市の川で野生サケは存続可能か?-」
▸ 講師:有賀 望(札幌市豊平川さけ科学館 学芸員/札幌ワイルドサーモンプロジェクト 共同代表)
札幌の母なる川豊平川のサケは、都市化にともない一度姿を消したが、市民放流をきっかけに再びまとまった数が遡上するようになった。現在までに10世代以上が自然産卵を繰り返し、半数以上は自然産卵由来の野生魚となった。
大都市の川に野生サケがいることは、世界的に見ても珍しいことから、2014年に発足した札幌ワイルドサーモンプロジェクトでは、放流数の順応的管理を提案し、河川管理者の協力を得て産卵環境の改善に取り組んでいる。
しかし、都市河川の整備と高水敷の土地利用により、産卵適地は減少し、野生魚割合は大きく増えていない。
今後も豊平川で野生サケは存続可能か、どのように保全すればよいか、皆さんと意見交換をしたい。
[定員] 50名(申込み先着順)
[参加費] 大人:1,000円(協会会員:500円)
[申込み先] (一社)北海道自然保護協会 事務所
TEL:011-876-8546
E-mail:info@nc-hokkaido.or.jp
[主催] (一社)北海道自然保護協会 https://nc-hokkaido.or.jp/