【札幌】自然を語る会「危機に瀕する石狩海岸の自然」

札幌市民にもお馴染みの石狩海岸は、砂浜・海岸砂丘・海岸林からなる原生的自然が残る日本最大規模の海浜海岸です。
その生物多様性に富んだ自然や風力発電などの開発圧にさらされ、生態系が分断されつつある実態、そして最近の北海道森林管理局による海岸林の保護林指定などの保護策強化の動きなどを紹介します。

[日時] 9月10日(火)18:00~19:30

[場所] 北海学園大学教育会館 1階 AV4教室(札幌市豊平区旭町4丁目1-40)
※札幌市営地下鉄東豊線「学園前駅」直結

[内容]
▸ 演題:危機に瀕する石狩海岸の自然
▸ 要旨:石狩市と小樽市にまたがる石狩海岸は、砂浜、海岸砂丘、砂丘上に大規模に広がる海浜植物群落、そして日本最大規模のカシワ天然海岸林からなり、これらの多様な自然環境をベースに、生物多様性に富んだ原生的な自然地域となっている。しかし、石狩市民を含め、石狩海岸の価値を理解している人は多くはない。
小樽市域の砂丘上には10基の大型風力発電が建設され、生態系の分断による影響が懸念されている。さらに、石狩市域の砂丘と海岸林も含め、15基建設するという2期目の事業計画が進行中であるなど、再生可能エネルギーを中心に各種の開発圧にさらされ続けている。一方、最近、北海道森林管理局は、海岸林を「石狩浜海岸林生物群集保護林」とすることを決定し、保護策強化の動きもある。

[講師] 安田 秀子さん(石狩浜定期観察の会 代表)
北海道生まれ。北海道大学大学院環境科学研究科修了(学術博士)。
本州にて、製薬会社薬理研究員、短大非常勤講師を務めた後、石狩市に戻る。石狩浜海浜植物保護センター運営委員委嘱を契機に、保護センター支援の市民活動に参加、石狩海岸の自然に関わるようになる。

[定員] 50名(申込み先着順)

[参加費] 1,000円(協会会員は500円)

[申込み方法] 9月9日(月)までにEメール、または電話にてお申込みください。

[申込み先・問い合わせ先] (一社)北海道自然保護協会
TEL:011-876-8546
E-mail:info@nc-hokkaido.or.jp

[主催] (一社)北海道自然保護協会
 

💡詳しくはこちらをご覧ください↓
https://nc-hokkaido.or.jp/gyoji-oshirase.html

日付

2024/09/10
期限切れ

時刻

6:00 PM - 7:30 PM
カテゴリー
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