【札幌】気候変動・生物多様性タウンミーティング in 円山動物園:第2回「アジアゾウ・オランウータン編 ~アジアの森と私たちの暮らし~」
地球の長い歴史の中で、動物たちの生息環境は今、大きな変化に直面しています。それは遠い外国のできごとだけではなく、私たちの暮らす北海道も例外ではありません。その要因は、主に自然と人間の距離や関係性の変化によるものですが、そこには気候変動問題がさまざまに関わっています。
この連続企画では、動物園で暮らす動物たちがどのような変化にさらされ、そこで何が起きているのかとともに、私たちの日々の暮らしとのつながりを考えていきます。そこから、私たちがこれから世紀を越えて取り組まなければならない気候変動対策や自然再興にどう関わっていくのか、専門家とともに学び対話していきます。
円山動物園でもとりわけ人気のあるアジアゾウやオランウータンの暮らす熱帯林は、過去半世紀で大きく変化しました。そこから生産される植物油脂や南洋材は私たちの日々の暮らしや経済を支える不可欠な資源です。
第2回では、そうした資源の生産や密猟、違法貿易などを含め、現地の今を知るとともに、環境や現地の暮らしに配慮した生産を後押しする仕組みや、そうした製品を私たちはどのように入手することができるのか、エシカルな暮らしや経済の可能性を学びます。
※ 1時間程度の園内ガイドツアー(徒歩)を含みます。天候に応じて歩きやすい服装でご参加ください。
[日時] 11月16日(土)13:00~16:00
[場所] 札幌市円山動物園 科学館ホール(札幌市中央区宮ヶ丘3番地1(正門入って左側の建物))
https://www.city.sapporo.jp/zoo/
[定員] 25名(申込み先着順)
[参加費] 無料(別途、動物園の入園料がかかります)
[内容(予定)]
① 園内ガイドウォーク:ゾウ舎、オランウータンとボルネオの森
② ゲストトーク・ワークショップ
▸ 朝倉 卓也さん(札幌市円山動物園)
札幌市出身。1992年に円山動物園に飼育員として配属されカンガルーやニホンザルを担当。
その後、動物園での環境教育やアジアゾウの導入を担当し、現在はアジアゾウやカンガルー館、こども動物園が含まれる飼育展示一係の係長を務めている。
▸ 八木 亜紀子さん(NPO法人開発教育協会 プロジェクトマネージャー)
静岡県出身。大学時代に国際ワークキャンプに参加したことをきっかけに、ボランティアや市民活動の世界へ。
国際協力NGOや中間支援組織を経て、2007年より開発教育協会の職員となる。広報や教材作成、ワークショップのファシリテーターなどを務めている。
③ 参加者意見交換
▸ ファシリテーター:長谷川 友子さん(対話の場づくり屋SNUG)
[申込み方法] 11月13日(水)までに、Webの申込みフォームよりお申込みください。
▸ 申込みフォーム⇒ https://www.city.sapporo.jp/zoo/04event/r6/0611town-meeting.html
[問い合わせ先]
▸ 札幌市円山動物園(担当:佐竹) TEL:011-621-1426
▸ 北海道地方ESD活動支援センター(担当:久保田) TEL:011-596-0921
[主催] 札幌市円山動物園、環境省北海道環境パートナーシップオフィス(北海道地方ESD活動支援センター)
[協力] NPO法人EnVision環境保全事務所
≪ 備考 ≫
以下のテーマと日程にて第3回の開催も予定しています!
▸ 第3回 ゴマフアザラシ・ワシ類編~気候変動と北海道の野生生物(11/23)