【札幌】第2回 海がつくったタイムカプセル「化石」教材体験・講演会

北海道は約1億4000万年前、大陸プレートの衝突によって隆起し、現在の形になりました。つまり、北海道は太古から現在までの海洋環境、ひいては地球の激変を記録した貴重な場所なのです。
北海道の山々には、海の生き物や恐竜、そして石炭などの化石が眠っています。これらの化石は、太古から現在までの地球における海洋環境の変遷を理解する手がかりとなります。

<第1部>
化石や恐竜について楽しく学べるトランクキット(博物館資料持ち出し教材)展示体験会

<第2部>
海がつくったタイムカプセル「化石」連携講座 ~恐竜・化石の大地北海道のひみつがわかる~
① 海の地層から考える北海道の大地の成り立ち
②「化石と石炭の王国」北海道 ~過去からのタイムカプセル・そして未来予測へ~

⚠️この活動では団体広報や助成団体等への報告のために写真撮影を行います。予めご承知おきください。

[日時] 11月30日(土)11:00~15:00(第1部:11:00~12:30 / 第2部:13:00~15:00)

[場所] 札幌市中央図書館 3階 講堂(札幌市中央区南22条西13丁目1-1)
※ 会場には“公共交通機関”でお越しください!

[対象] どなたでも

[定員] 第1部:なし(申込み不要)/ 第2部:各回50名(申込み先着順)

[参加費] 無料

[実施内容]
◆ 第1部(11:00~12:30)
『化石や恐竜について楽しく学べるトランクキット(博物館資料持ち出し教材)展示体験会』
▸ 恐竜トランクキット教材体験
 ティラノサウルスの頭部・全身骨格パズルに挑戦
▸ ならべないと
 古生物の名前を探すカードゲーム
▸ クビナガリュウの骨格スタンプ
◆ 第2部(13:00~15:00)
『海がつくったタイムカプセル「化石」連携講座 ~恐竜・化石の大地北海道のひみつがわかる~』
① 海の地層から考える北海道の大地の成り立ち(13:00~)
中生代白亜紀(約1億年前~6,600万年前)の北海道は現在とは異なり、西側部分と東側部分に分かれており、海にはアンモナイトや首長竜が棲んでいました。その後、大陸プレートや海洋プレートの衝突により地下深部の岩石が隆起することで、過去の海で堆積した地層が徐々に陸地となり、現在の北海道の形へとダイナミックに変化していきました。
本講演では、地質学や地質年代学などの最新の研究成果をもとに、太古から現在までの北海道の大地の成り立ちや古環境変遷の謎に迫ります。
▸ 講師:久保見 幸(北海道博物館 学芸員)
②「化石と石炭の王国」北海道 ~過去からのタイムカプセル・そして未来予測へ~(14:00~)
北海道は約1億年前以降の多種多様な化石が豊富に見つかる「化石王国」であると同時に、九州と並ぶ「石炭王国」でもあります。
そもそも化石や石炭はどこでどうやってできたのでしょうか?
化石や石炭から読み取る地質時代の北海道にはどのような景色が広がっていたのでしょう?
それらをふまえ、過去からのタイムカプセルは海と同じく色々な場所から得られることを解説いたします。そして環境変化の歴史から現代の私たちが直面している地球温暖化問題と未来予測についても考えます。
▸ 講師:成田 敦史(北海道博物館 学芸員)

[申込み方法] 第2部は 要事前申込み です!(第1部は申込み不要)
11月28日(木)17:00までに、Googleフォーム(https://forms.gle/jzAfogJwujToBuWv5)からお申込みください。

[問い合わせ先] (一社)ちせ 事務局(担当:菊田 融)
TEL:090-1640-9017
E-mail:cisenetwork@gmail.com

[主催] (一社)ちせ

[特別協力] 船の科学館「海のミュージアムサポート」


💡詳しくはこちらをご覧ください↓
https://micro.museum.hokudai.ac.jp/AssocCISE/

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日付

2024/11/30

時刻

11:00 AM - 3:00 PM
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