【札幌】猛禽類普及啓発シンポジウム「円山動物園が猛禽類専門家と考える大型猛禽類の未来」
猛禽類医学研究所 の 齊藤慶輔 先生 や、円山動物園 参与(元旭山動物園園長)の 小菅正夫さん などに猛禽類の保全についてお話しいただきます。
後日、円山動物園公式Youtube に動画を公開しますので、現地に来られない方も是非、動画をご覧ください!
[日時] 11月16日(土)13:00~15:00(開場 12:30)
[場所] 北海道大学 学術交流会館 第1会議室(札幌市北区北8条西5丁目)
※ JR札幌駅より徒歩7分、北大正門より徒歩1分
[定員] 130名程度(申込み不要)
[参加費] 無料
[プログラム]
【 開催挨拶・趣旨説明 】(13:00~13:10)
【 事例報告 】(13:10~14:25)
① 猛禽類の保護増殖事業について
▸ 環境省北海道地方事務所 野生生物課 課長補佐 福田 真
オジロワシ・オオワシ・シマフクロウの現状や、保護増殖事業の取組についてお話します。
② 希少猛禽類の風車事故防止に向けた研究
▸ 徳島大学大学院 社会産業理工学研究部 生態系管理工学研究室 河口 洋一
希少猛禽類の風車衝突がどういう場所で起きるか、飛翔特性との関係や小型風車の課題、海外の事例や、小型風車に衝突する事故映像も紹介します。
③ 絶滅の危機に瀕した猛禽類との共生を目指して ~保全医学と環境治療の最前線から~
▸ 猛禽類医学研究所 齊藤 慶輔
30年以上に渡る希少猛禽類の保全活動から見えてきた人間との様々な軋轢。
これらを改善し、より良い共生を目指した“環境治療”の具体例を紹介します。
猛禽類保全先進国スコットランドで活躍する Roy Dennis(Roy Dennis Wildlife Foundation)による猛禽類保全の取組についても紹介します。
④ 動物園の立場から実践する猛禽類の保全
▸ 円山動物園 菊池 晏那
救護された猛禽類のリハビリや野生復帰、飼育個体の繁殖に「鷹匠」の技術を導入することで「猛禽類の本質」を捉えたアプローチができるようになりました。
これらの技術が猛禽類の保全にどのように役立つのか実例を交えて紹介します。
【 パネルディスカッション 】(14:25~15:00)
▸ テーマ「猛禽類の生息域内外保全と動物園の果たす役割」
<コーディネーター>
・フリーライター 野谷 悦子
<パネリスト>
・福田 真(環境省北海道地方事務所)
・河口 洋一(徳島大学大学院)
・齊藤 慶輔(猛禽類医学研究所)
・小菅 正夫(円山動物園)
[申込み] 不要(当日、直接会場へお越しください)
[問い合わせ先] 札幌市円山動物園 TEL:011-621-1426
[主催] 札幌市円山動物園
🦉 詳しくはこちらをご覧ください↓
https://www.city.sapporo.jp/zoo/oowashi_program_event3.html