【札幌】北海道気候変動影響研究シンポジウム
北海道に暮らす私たちに迫りつつある気候変動の影響。
これまで、気象、水文、産業、生活、自然生態系など、様々な観点からその影響が研究されてきました。
今回、気候変動の分野横断的な影響を共有し、研究者の連携をさらに深め、新たな研究へと進展させる機会として、本シンポジウムを開催することとしました。
最新の研究動向を知って頂く機会として、行政機関や一般の皆様の参加も歓迎いたします。
[日時] 12月20日(金)9:30~17:20(開場 9:00)
[場所] 北海道大学学術交流会館(札幌市北区北8条西5丁目)
▸ 基調講演、口頭セッション:小講堂
▸ ポスターセッション:ホール
[定員] 180名(申込み先着順)
※ 定員に達しない場合は、当日参加も受け付けます。
[参加費] 無料
[プログラム]
▸ 開会あいさつ(9:30~9:35)
▸ シンポジウム趣旨説明(9:35~9:40)
▸ 口頭セッション①(9:40~11:20)
気象・健康・生態系・雪氷などの発表です。
「北海道地方の気候変化と近年の夏の天候」
「気候変動が保健医療システムに与える影響:救急医療を例に」
「北海道のナキウサギへの気候変動影響 ~分布に着目して~」
「気候変動が進むなか釧路湿原が湿地として残っていくには」
「変動環境下の河川生態系動態・応答」
「暴風雪・大雪の評価技術資料について」
▸ ポスターセッション(11:25~13:05)
気候変動の影響に関する多分野にわたる発表です。
▸ 基調講演(13:10~15:20)
気象・水文予測、治水・防災関連研究についての講演と道総研から研究連携する重要性の講演です。
「大規模アンサンブル気候変動情報の農業への応用例」
「気候変動下における風水害リスクと防災行動の促進」
「気候変動への適応・流域治水を真剣に進めよう」
「「気候変動の影響」を「地域づくり」へとつなぐ」
▸ 口頭セッション②(15:30~17:10)
気象・防災・農林水産業の発表です。
「雲微物理プロセスの将来変化から読み解く、北海道における将来の降雪粒子特性」
「新しい擬似温暖化実験手法によって評価した2021年12月の札幌大雪に対する温暖化の寄与」
「豪雨による斜面崩壊リスクへの気候変動に伴う影響評価」
「積雪状況の変動予測と農業・農地に及ぼす影響について」
「開放系CO2増加(FACE)実験による落葉広葉樹林床からのメタン発生の予想」
「気候変動下における北海道サケ漁業の現状」
▸ 閉会あいさつ(17:10~17:20)
[申込み方法] 12月16日(月)までに、「氏名」「所属」「連絡先メールアドレス」を記載のうえ、eeg-moushikomi@ml.hro.or.jp 宛てにメール送付してください。
[問い合わせ先] (地独)北海道立総合研究機構 エネルギー・環境・地質研究所 環境保全部(担当:鈴木)
TEL(代表):011-747-2420
E-mail:eeg-moushikomi@ml.hro.or.jp
[主催] (地独)北海道立総合研究機構 エネルギー・環境・地質研究所、環境省・(独)環境再生保全機構「環境研究総合推進費2-2303 全国主要都市に対する暑熱・強風・雪の気候変動脆弱性アトラスの作成」、水分野における気候変動適応策を推進するコンソーシアム、北海道/北海道気候変動適応センター
[後援] 環境省北海道地方環境事務所、札幌市、(一財)北海道河川財団、環境省北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)、チャレンジフィールド北海道(ノーステック財団)、日本気象学会北海道支部、大気環境学会北海道・東北支部、気候変動予測先端研究プログラム(予定)、SIP第3期課題「「スマート防災ネットワークの構築」サブ課題B「リスク情報による防災行動の促進」」(予定)
💡詳しくはこちらをご覧ください↓
https://www.hro.or.jp/industrial/research/eeg/pr/cc-sympo.html