【お知らせ】令和7年版 環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書の公表について
*テーマ:「新たな成長」を導く持続可能な生産と消費を実現するグリーンな経済システムの構築
私たちの暮らしは、食料や水の供給、気候の安定など、自然から得られる恵みによって支えられています。
しかし今や、人類の活動は、地球の限界を超えつつあり、自らの存続の基盤である自然環境を破壊し、気候変動や生物多様性の損失、深刻な環境汚染など様々な環境問題を生じさせています。
このような複合する環境危機を克服し、環境のもたらす恵みを将来世代まで引き継いでいくためには、現在の経済社会をネット・ゼロで、循環型で、ネイチャーポジティブが統合されたものへと大胆に変革していくことが必要不可欠です。
昨年5月に閣議決定した第6次環境基本計画では、環境政策が目指すべき社会の姿として、「循環共生型社会」の構築を掲げ、現在のみならず、将来にわたって「ウェルビーイング/高い生活の質」をもたらす「新たな成長」の実現を目指すことを打ち出しました。
本白書では、「新たな成長」を導くグリーンな経済システムの構築をテーマに、昨今の環境の状況、施策等を交えて概説しています。
また、環境省では『環境白書を読む会』を開催します。
この会では、令和7年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書について、テーマや狙い等を環境省の担当者が解説します。
詳しくはこちらをご覧ください↓
https://www.env.go.jp/press/111156_00003.html

[ポイント]
● 第1章:国内外の気象災害、環境問題による経済的影響を考察し、我が国の地球温暖化対策の目指す方向性を示すと共に、近年拡大するサステナブルファイナンス、環境情報開示等の「新たな成長」を導いていく経済活動の取組、環境とビジネスの動向について解説しています。
● 第2章:気候変動、生物多様性の損失及び汚染という相互に関係する3つの世界的危機に対し、最新の動向や施策を紹介すると共に、課題の相互依存性を認識して循環経済・自然再興・炭素中立等政策の統合、シナジーを図ることの重要性を紹介しています。
● 第3章:第6次環境基本計画において、環境・経済・社会の統合的向上の実践・実装の場として位置付けた「地域循環共生圏」の更なる発展を図ると共に、人々の暮らしを、環境をきっかけとして豊かさやウェルビーイングにつなげ得る取組について紹介しています。
● 第4章:東日本大震災や原発事故、能登半島地震の被災地の環境再生の取組の進捗や、復興の新たなステージに向けた未来志向の取組を紹介しています。
[入手方法]
(1)環境省ウェブサイト(http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/)
(2)冊子
① 単行本
政府刊行物センターや政府刊行物取扱書店等で購入することができます。
(1部2,728円(税込、予定価格)、令和7年6月中下旬発売予定)
※入手方法の問い合わせ⇒ 日経印刷(株)第1営業部 TEL:03-6758-1011
② 電子書籍
電子書籍版Kindle及び楽天Koboにて、1年間無料配信予定です。(令和7年7月中下旬配信予定)
[問い合わせ先]
▸ 環境省大臣官房 総合政策課 環境計画室(担当:河村) TEL(代表):03-3581-3351 / TEL(直通):03-5521-9265
▸ 環境省環境再生・資源循環局 総務課 循環型社会推進室(担当:鳥居) TEL(直通):03-5521-8336
▸ 環境省自然環境局 自然環境計画課(担当:和田) TEL(直通):03-5521-8274
🔆詳しくはこちらをご覧ください↓
https://www.env.go.jp/press/111155_00003.html