【ご案内】2025年度 市民自然観察会「街中ジオ散歩」~豊平川扇状地の「サッポロ川」の痕跡をたどる~

札幌の街は、母なる川豊平川の1万年以上前からの営みによりできた大地(豊平川扇状地)に位置しています。
「街中ジオ散歩」では、市民の皆さんとともに豊平川扇状地を作った古い河川「サッポロ川」の痕跡をたどり、札幌の生い立ちを探ります。
今年度は以下の要領で3回開催します。
皆さんの参加をお待ちしています!
◆ 第1回「三角山 -大倉山展望台と三角山採石場跡地-」
▸ 日時:6月7日(土)10:00~15:00
午前は、リフトで大倉山山頂に移動し、展望台から円山~神社山~藻岩山などの山々を遠望。針広混交林帯の森林を観察。山名の変遷や樹木の特徴を解説します。
午後からは、三角山採石場跡地で三角山安山岩の特徴を解説し、節理・熱水変質等を観察します。また、跡地で行われた植樹緑化事業の結果や自然回復した樹木を観察します。
◆ 第2回「中島公園 -古サッポロ川と名残川-」
▸ 日時:8月2日(土)10:00~15:00
豊平川扇状地を造った古サッポロ川の流路跡である「中島公園」の周辺に残る古い河川地形を見学します。
豊平川から鴨々川への分流口、豊平川河床に堆積した円礫、堤防により住宅地となった豊平川の川跡などを観察。また、公園内の石碑や様々な構造物の石材、豊かな樹木、河畔の植物の特徴も紹介します。
◆ 第3回「サッポロ川の河川争奪とフシコ川」
▸ 日時:10月4日(土)10:00~15:00
フシコ川は1801年頃まで流れていたサッポロ川の名残川です。サッポロ川を利用した用水「大友堀」の川跡と、フシコ川への落し口(大友公園)を訪ねます。また、「サッポロ川の河川争奪」の現場であった新渡戸稲造記念公園からサッポロ川(旧豊平川分流)の西岸沿いを歩きます。
[案内人]
▸ 内山 幸二(山の手博物館 館長)
▸ 宮坂 省吾((株)アイピー 地質情報室)
▸ 矢部 和夫(札幌市立大学 名誉教授)
▸ 在田 一則(北海道自然保護協会 会長)
[定員] 各回とも20名(申込み先着順)
[参加費] 各回とも2,000円(保険代・資料代を含む)※会員は1,000円
[申込み方法] 各回とも開催の1ヶ月前から3日前まで受け付けます。
電話・Eメールにて「氏名」「年齢」「性別」「住所」「連絡先」をお知らせください。
[申込み先・問い合わせ先] (一社)北海道自然保護協会
TEL:011-876-8546
E-mail:info@nc-hokkaido.or.jp
[主催] (一社)北海道自然保護協会
🔆詳しくはこちらをご覧ください↓
https://nc-hokkaido.or.jp/gyouji/2025/2025-gio.pdf