【お知らせ】別海町「西別湿原ヤチカンバ群落」の国の天然記念物指定について

ヤチカンバはカバノキ属ヒメカンバ節に属する低木性のカンバであり、日本においては稀少で特異な北方系湿生低地ツンドラ低木であり、別海町と更別村の2ヶ所にのみ隔離分布する北海道特産種です。

氷河期の遺存種と考えられ、植物分類地理学上、植物進化学上極めて貴重な植物です。高さは1~2m、幹は灰褐色で光沢があり、若い枝には白い粒状の腺点があります。葉は長さ1.5~4.5cm、幅1~2.8cm、楕円形から広楕円形で、基部は広いくさび形をしています。

このヤチカンバが自生する『西別湿原』は、別海町内陸部において現在まで残っている数少ない湿原の1つで、トキソウ、チシマウスバスミレ、ヒメツルコケモモ、チシマガリヤス、アカンカサスゲなどの稀少種が見られ、道東を代表する貴重な低地湿原です。

この度、国の文化審議会は、令和5年10月20日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、『西別湿原ヤチカンバ群落』を新たに国の天然記念物に指定するよう文部科学大臣に答申しました。
来年3月までには官報に告示され、正式に国の天然記念物になる予定です。

[問い合わせ先] 別海町郷土資料館 TEL:0153-75-0802

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