【3/17 札幌・オンライン開催】ちょっとディープな環境のお話(旧環境相談スペシャル講座)「冷たいミズゴケの熱いおはなし」

2023年6月に、SDSN(Sustainable Development Solutions Network)が公表した「持続可能な開発レポート2023」では、SDGsの達成度ランキングが発表され、日本は21位でした。
このレポートでは、それぞれの国の課題も指摘されていますが、日本は5つの項目で「大きな課題が残る」と指摘されました。その1つに、ゴール15「陸の豊かさを守ろう」があります。
ゴール15のターゲットの1つに、陸上の生態系と内陸の淡水地域の生態系、および、それがもたらす自然の恵みを、守り、回復させ、持続可能な形で利用できるようにする、というものがあります。

ラムサール条約のファクトシートによると、湿地は、人類の持続可能な開発にとってなくてはならないものとあります。また、湿地の働きとして、淡水の供給源、食料供給源、汚れた水の浄化、自然の緩衝材、炭素の貯蔵などがあり、生物多様性にとっても、湿地はかけがえのないものです。
このようなことからも、SDGsの達成に向けて湿地の果たす役割は大きいと言えます。
しかしながら、様々な学術調査の結果、1900年以来、世界の湿地の64%が消失したことがわかっており、また、1700年当時と比べると87%が失われたと推定されています。
また、北海道でも、石狩平野、十勝平野、オホーツク地方などの湿地は、ほぼ消失、そのほかの地域でも、大きく縮小しています。

今回の講座は、さまざまな環境主体をつなぎ、湿原の再生に取り組んでおられる 環境カウンセラー の 坂元 直人さん のお話から、見過ごされがちな湿地やミズゴケの役割について知ることと、湿原再生に向けた取組について考えるきっかけづくりとすることを目的として開催します。

[日時] 令和6年3月17日(日)14:00~15:30

[場所] 会場+オンラインのハイブリッド開催
▸ 会場:札幌市環境プラザ(札幌市北区北8条西3丁目 札幌エルプラザ2階)https://www.kankyo.sl-plaza.jp/
▸ オンライン:オンライン配信システム「Zoom」を使用

[対象] 一般の方、環境活動・環境教育実践者及び教育関係者

[定員] 会場:20名 / オンライン:定員設定なし

[参加費] 無料

[内容] お話:坂元 直人さん(環境省登録環境カウンセラー)
(1)坂元さんのお話
(2)質疑や意見・情報交換

[申込み方法] 電話、または札幌市環境プラザHPの申込みフォーム(https://www.kankyo.sl-plaza.jp/entry/)にて以下①~④をお知らせください。
① お名前
② 電話番号
③ メールアドレス
④ 参加方法

[申込み先・問い合わせ先] 札幌市環境プラザ
TEL:011-728-1667
E-mail:ecoplaza@kankyo.sl-plaza.jp

[主催] 札幌市環境プラザ(指定管理者:(公財)さっぽろ青少年女性活動協会)

[協力] NPO法人北海道環境カウンセラー協会、環境中間支援会議・北海道

[企画・運営] 環境活動コンソーシアムえこらぼ

🌟詳しくはこちらをご覧ください↓
https://www.kankyo.sl-plaza.jp/3-17日実施「環境相談スペシャル講座シリーズちょ/

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