【11/26 オンライン】連続企画「地域のための気候変動対策・自然再興とは?」:第4回 自然共生サイトと生物多様性増進活動促進法
生物多様性の損失を食い止め、回復へと反転させる「ネイチャーポジティブ(自然再興)」の実現に向けて、民間等が保全する区域を「自然共生サイト」として認定し、登録する仕組みが2023年度に創設されました。
これまでに全国184ヵ所(道内10ヵ所)が登録され、本年10月21日には新たに69ヵ所(道内4ヵ所)が登録されます。
2025年度に施行される「生物多様性増進活動促進法」では、この認定が法制化されるとともに、区域だけではなく民間による活動計画や市町村による多様な主体との連携活動の認定、市町村と土地所有者等との「生物多様性維持協定」などが制度化されています。
いずれも、豊かな生物多様性を維持する活動だけでなく、生物多様性を回復する活動や新たに創出する活動も対象となり、取り組む主体や地域の広がりが期待されます。
今回はこれらの制度について解説するとともに、北海道内で登録されている自然共生サイト3ヵ所について、登録の経緯やねらい、現在の状況等を紹介します。
さらに、モデレーターを交え、北海道内での制度の活用の可能性を考えていきます。
[日時] 2024年11月26日(火)14:00~16:00
[場所] オンライン(Zoom)
※ 開催日が近づきましたら、申込みいただいた方に当日のURLをメールにてお送りします。
[対象] ネイチャーポジティブ、生物多様性、自然共生サイト等に関心のある方、どなたでも
[定員] 250名(申込み先着順)
[参加費] 無料
[内容]
- 趣旨説明(5分)
- 制度説明(20分)
「生物多様性増進活動促進法のポイントと道内の自然共生サイト登録状況」
環境省北海道地方環境事務所 野生生物課 課長 西野 雄一さん
- 自然共生サイトの事例紹介(各15分)
▸ 渡邊野鳥保護区フレシマ(根室)
(公財)日本野鳥の会 自然保護室 苫小牧グループ チーフ 松本 潤慶さん
▸ 歌才湿原・添別ブナ林(黒松内)
黒松内町 企画環境課 上席主幹 高橋 興世さん
▸ マテリアルの森 手稲山林(札幌)
三菱マテリアル(株)地球環境室 兼 環境保全センター森林管理室 室長補佐 松本 啓吾さん
- ディスカッション・質疑応答(45分)
モデレーター:NPO法人EnVision環境保全事務所 長谷川 理さん
- まとめ・閉会(5分)
[申込み方法] 11月24日(日)までに、Webサイト(https://epohok.jp/event/18375)の申込みフォームよりお申込みください。
[問い合わせ先] EPO北海道(担当:荒井、久保田)
TEL:011-596-0921
E-mail:epoh-webadmin@epohok.jp
[主催] 環境省北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)、北海道、北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)
💡詳しくはこちらをご覧ください↓
https://epohok.jp/event/18375